蓮。蓮の花の花言葉は休養』『神聖』『雄弁』『沈着』『離れゆく愛』。
蓮は、泥水を吸い上げながらも美しい花を咲かせます。その事から『清らかな心』と言う花言葉が生まれました。この泥の中から美しい花を咲かす蓮は、清らかさの象徴としてヒンドゥー教の神話には度々出てきます。仏教では極楽浄土に咲く花とされ、古くから慈しまれてきました。このような宗教的背景から、インド、スリランカ、ベトナムでは国花とされ、今でも多くの人に愛されています。
蓮の実は、でんぷん質が豊富で、トウモロコシのような食感があります。また、ビタミンB1、カルシウム、カリウム、食物繊維も含まれていて、これらの栄養素によって、「蓮子（レンシ）」という名前で、古くから婦人病や自律神経を整えるための生薬として利用されてきました。デトックス効果もあり便秘や体内の余分な塩分を体外に排出する働きがあります。体内の水分調節がうまくいくようになり、高血圧やむくみを予防、改善する効果が期待できるそうです。でも、蓮の実は不気味で気分が悪くなる方もいらっしゃるようです。
７月も今日で終わり、８月に入ればすぐお盆になります。今日も暑いですが、体調に気をつけ暑い夏を乗り切りたいものです。
